いざ引っ越しが決まると、まず大家さんもしくは不動産業者への解約通知(前の月の末日まで)をはじめ、手続きは山ほどあります。
その中で意外に忘れられているものが2つ。
一つは家財の保険の解約もしくは異動届。
引越しても届け出ればそのまま使えるものが多いので、できたら新しく入るより異動するほうがお得。
それが無理なら解約届を出せば残りの期間に応じて払い戻しがあるので、くれぐれもお忘れなきように。
2つ目は郵便局への転居届。
これを忘れる人が結構多いんです。
この郵便局への転居届を忘れると、郵便物が転居前の住居に郵送されて手元に届くまで時間がかかったり、場合によっては行方不明になったりすることになります。
転居前の家(部屋)の方も、すでにいない人の郵便物が郵便受けに入ってしまい処理に困ります。
そこで転居届が必要となるわけです。
郵便局の転居届とは「旧住所の郵便物を一年間新住所に無料で転送するサービス」のことです。
ではその郵便局の転居届はどのようにすればいいのでしょうか。
1. 運転免許証か健康保険証と印鑑を持って郵便局の窓口に行き、手続きを行う
2. 郵便局で「転居ハガキ」をもらい、転居ハガキに必要事項を記入してポストに投函する
3. インターネットで申し込む
のいずれでも可能です。
この手続により1年間転送してもらえることになりますが、更新手続きをすれば1年間経過後も利用することができます。
引越し先が決まったら忘れないうちに以上の2つの手続きを済ませておきましょう。
(できたら郵便局の転居届は2週間以上前に済ませておくことをおすすめします。)